『東浦の家 Ⅱ』 が無事に上棟いたしました。
施工は杉江建築さん。もう長いお付き合いです。杉江さんは、地域に根ざして代々大工を家業とする4代目の親方。大工の腕は素晴らしく、丁寧で正確で綺麗! まだ50歳代ですが親方としても才覚も素晴らしく、既に弟子を輩出されていています。そして、いよいよ今回は若手のけいし君に墨付けを任せることに。
前日は緊張のためか、お腹を壊していたそうですが、当日の朝は元気な顔で現場に現れました。
建前の陣頭指揮も的確で、刻みの狂いもなく、実に見事に上棟を成し遂げてくれました。
一人前の大工になってくれて(ちょっと上から目線ですが・・・笑)僕もとても嬉しかった!
いい親方とご縁があってよかったね。
今回応援で来てくれた中には、こちらもやはり長い付き合いの日置さんが弟子の日比野君を連れて。
そして、はるばる神奈川県からは、袋田さんが新弟子の丸山君を従えて。
“後継者育成“ が課題だと言われる中でも頑張る若い親方たち。本当に素晴らしいです。
こうしてしっかりと若手の育成にも取り組む親方が身近にいてくれること。それは設計者としてもとても心強く、そして嬉しいことなんです。
一生懸命に設計した図面が “ 絵に描いた餅 ” ではなく、実物として建ち上げてもらえるのですから。
この先も “ 木組みの家づくり ” は安泰です!!
akihito