新年、目出たくも、押沢台の家が上棟致しました。
前日からの寒波で12日はとても冷え込んで霜で真っ白な朝8時。
お施主様にご挨拶を頂いたあと、
工事の安全を祈念して、
お神酒とスルメで乾杯!
さあ、レッカー始動です。
この家の施行をお願いした工務店はカワイ建築さん。
「丹羽アトリエの木組みの家を是非造ってみたい!」と、
熱いオファーを頂いてましたが、
あれから約3年。
この現場が河合さんの地元高蔵寺であることと、
その他、諸々の条件が整って、
今回はじめて施行をお願いすることとなりました。
木組みの様子を動画でご覧下さい。
今日の寒い建前に備え、
施主のMさんが大きなヒーターやドリンクウォーマーをレンタルして、
休憩所を設営して下さいました。
いや、本当にありがたく感じました!!
作業は順調に進んで躯体が組み上がると、
いよいよ3センチの厚みの屋根野地板の打付けです。
しかし、結構な屋根の面積ですから、
これだけの枚数を釘打ちするのは大変。
流石の大工さんでも、仕舞には手に力が入らなくなってしまうほどです。
さて、
せっかくの機会ですから、
お施主様にも是非建前の作業を体験して頂きたいと思い、
いつものように、この野地板打に参加して頂きました。
ヘルメットをしっかりかぶって、
金槌もって、いざ!出発。
大工さんも、暖かく見守ります。
足場に注意して・・・。
はい、それでは春奈(大工歴8年の丹羽アトリエスタッフ)のマンツーマン指導です。
板と板を密着させるために釘に角度をつけて打ち込むことや、
繊維にそって裂けないように釘の位置を千鳥にすること。
金槌の重みを使って振り下ろすことなど、
ちょっとしたことですが、でも大切な、
木を少しでも上手く活かすコツなどを伝授してました。
完成すると、こんな感じに見えるはずです。
建前初日の最後は、
棟札を掲げて、
この先の工事の “ 安全 ” と、
この家の ” 家栄 ” を祈念して、
全員で拝礼を致しました。
どうか “ 幸せな住まい ” となりますように・・・!
akihito
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