竹小舞が掻き終わり、大きな鳥籠のようだった現場は、
その後、土壁塗りの作業が進んで、
今、裏返し塗りをしています。
これ、土を送るポンプです。
40年選手なのだそうです。
なんだかジブリの映画に出てきそうな感じですね。
これが荒壁土です。
粘土分が多い土にワラがたっぷり抄き込んであります。
ワラは発酵して繊維質のセルロースとリグニンに分解されます。
セルロースはバインダーとなって丈夫な壁に。
そして、リグニンは糊のようにはたらいて土を硬く固めます。
ですから、土壁は強いのです。
この上に毛伏せ中塗りをする事で、
壁倍率1.5の耐力壁が出来上がります。
4月12日(土)に ”木と土の家 現場見学会” を開催致します。
会場は『押沢台の家』。
愛知県春日井市の高蔵寺団地内です。
詳しくはこちらをご覧下さい。
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