“ ふらっと ” 現場を除いてみよう(家具編)を開催致しました。
会場は丹羽アトリエの一階に有る家具工房です。
そして、今回の講師はGEPPETTOの佐合君。
彼にはいつも、
キッチン流し台や洗面台をはじめ、
ダイニングセットやソファーなどの、
暮らしを愉しく便利にしてくれる家具たちを作ってもらっています。
そう、
『丹羽アトリエの家づくり』には無くてはならない人材です。
今回は、
樹種ごとに違う ” 色合い “ や ” 木目 “ 。
カンナを掛けると引き立つ ” 照り “ 。
おもわず撫でたくなるような滑らかな ” 肌触り” などなど、
魅力満点の無垢の木を、
いったい、どのように加工して、
” 丈夫 “ で ” 美しく “ 、そして ” 機能的 “
な家具をつくっていくのか・・・。
そんな家具づくりの工程をじっくりとご覧頂きました。
乾燥された荒木をまず平滑に削って厚みを揃え、
幅を落として長さをカットし、
雄雌のホゾを加工して組み立てたら、
最後はオイル拭きをして仕上がり。
家具づくりの様子をお見せしていて印象深かったのは、
特に子供達が食い入るように見てくれていたこと・・・。
たしか、前回の左官編の時もそうでした。
ものづくりの現場は子供達の目にも新鮮で、
とても興味を引きつけるものが有るようです。
そして、最後のお楽しみは、
写真タテづくり!
家具造りの材料としてよく使う樹種を一通り用意してみました。
ナラ、クリ、ヤマザクラ、ウォールナット、タモ、メイプル、
ケヤキ、アサダ、ホワイトアッシュ、ブラックチェリー、レッドオーク。
皆さんお好きな木を選んで頂き、
さあ、製作にかかります!
カンナで面取りをして、
サンドペーパーで仕上げ、
スタンドの足を取り付けてガラスを入れて、
はい、出来上がり!
時間と共に味わいが増す風合い。
使い込まれた証でもある ” よごれ “ も ” きず “ も、
無垢の木ならではの魅力です。
短い時間でしたが、
無垢の木の家具づくりの魅力と愉しみを、
見て、触って、体験して感じて頂きました。
akihito
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