八百津の河方さんの山へ、丸太柱に使う桧を伐採しに行ってきました。
お連れしたのは『天白の家』と『高根の家』の2組の住まい手ご家族です。
木の伐採に適した季節は秋から冬にかけての木が眠っている時期。
この時期は、木は水をあまり多く吸い上げておらず、
光合成も盛んでないために幹の養分量も少なくなっています。
ですから、この時期に伐採された木は、
カビや虫がつきにくい木材になるというわけです。
ちょうどタイミングよくスケジュールが合う物件ですと、
こうして山に出かけて伐採体験を楽しむことができます。
これも家づくりの楽しみの一つ。
子供達にとっても貴重な体験になるはずです!
まずは、フィーリングがピンと来る木を選びます。
そして、ちょうど良い太さかどうかを計ってみます。
“ これだ! ” っと決ったら、こうしてリボンで印をつけます。
そして、御神酒とお塩でお清めして、
木に感謝の気持ちを伝えるのです。
そして、さあ伐採です!
音をたてて地響きとともに倒れるその瞬間を見ると、
“ 木の命をいただいて、私たちの家をつくらせて頂くんだな! ”
いつも、そんな気持ちが込み上げてきます・・・。
この日伐採した東濃桧の年輪の数は約50本。
伐り口に名前を書いて、
しばらくこのままにして『葉枯らし乾燥』させ、
春になったら大工さんのところに運んでもらう予定です。
美味しい空気の森の中を歩き回ったせいか、
とてもお腹が空きました。
美味しいお昼ご飯をご馳走になり、
心もお腹も充分に満たされた八百津の一日でした!!