田んぼに囲まれた気持ちの良い土地に、片流れの家が上棟しました。
それでは、木の骨組みが組み上がる上棟の様子をダイジェストでお届けします。
午前8時前、大工さんたちが現場に到着。
『七宝の家』では、総勢10名。
それぞれの現場で各々活躍している大工さん達が応援に来てくれました。
住まい手が到着した所で、棟梁と一緒に建物の4隅と中心をお神酒と塩で清めてもらいます。
工事の安全を祈念し、皆でお神酒を頂き作業開始!!
「よし、やるぞ!」と作業モードに切り替わる感じが格好良い。
まずは、一階の柱を建てていきます。
「木組みの家」は、その名の通り “木を組む” 構法です。
足下から屋根に向かって順番にパズルのように組み上げていきます。
玄関ポーチの枝付き柱も棟梁の手で建てられました。
続いて、2階の床梁を柱の上に掛けていきます。
組み方に応じて様々な加工が施され、通し柱の部分には、柱に梁を差し込むような加工もみられます。
午前中の作業は順調。
この調子なら1日で骨組みが組み上がりそうです◎
少しづつ形になりつつある家の中で昼食を頂き、午後から2階の柱へ。
そして、やってきました丸太梁!!
八百津の山へ行き、家族で選んだ丸太梁が家の中心にかかりました。
なかなかの存在感です◎
作業も大詰め。
屋根の板を支える、斜めの垂木を掛けていきます。
全長9メートルの木材が宙を舞う。
写真で見ると一本物にみえる垂木ですが・・・
実は、2本の木材を “金輪継ぎ” という方法で繋ぎ合わせています。
金輪継ぎのクサビを打込む作業を住まい手にも体験してもらいました。
棟梁がきっちり加工しているので、しっかり一体になりました。
無事に上棟!
大きな屋根の片流れの家がイメージできます。
Kさん、おめでとうございます!
皆さん、おつかれさまでしたー
yoshiyuki