去年の暮れから三ヶ月ほどの時間をかけて手刻みを進めてきた「鈴鹿の家」が、
この度、上棟の日を迎えました。
当日は、雪が舞ってきたかと思うと陽が差してきたりで、
朝からコロコロと空模様が変わる、
ちょっと変わったお天気の一日でした。
工務店さんは、今から20年前に「津の家」を施行してくれた堀田建設さん。
監督さんは当時担当してくれた方が今回もお付き合いくださって、
ちょっと安心。
ただ当時の大工さん達はすでに引退され、今回の方々は初めてのおつきあいです。
「手刻みの木組みの仕事は滅多にないので、始まるまで随分と楽しみにしてました!」
と話された気合の入れように、嬉しく感じました。
今や 「プレカット」 : 「手刻み」 の件数の比は 98 : 2 。
大工さんの腕前が発揮できる家づくりは、実にたったの 2% しかされていないのです。
せっかく “木を活かす技術” があるのに、それを使わないのは本当にもったいない!
永く住む家をつくるのですから少しくらい時間が掛かってでも、
木の良さを活かし、
丈夫で長持ちする家をつくった方がお得だと思いま〜す !!