押沢台の家Ⅱ 防水チェックをご一緒に!

外部の窓周りや断熱材、防水紙が納まったところで、住まい手Kさんとご一緒に現場で確認してきました!! 壁の中はどうなっているのか!? 外壁を貼ってしまうと見えなくなってしまう部分ではありますが、木の家ならではの工夫がたくさん詰まっています。 下の写真は「渡りアゴ」と言って、木と木を噛み合わせるように組む工法ですので、外壁から構造材が飛び出ています。 これによって丈夫な骨組み……

北名古屋の家 もうすぐ完成!!

仕上げ工事も終盤に差し掛かりましたので、この日はインテリアモリソンの森さんに登場してもらい、カーテン・ブラインドのご相談をさせて頂きました。 木と土でつくられた家ですので、その雰囲気にあった生地をご紹介してもらいながら決めていただきました◎ 残るは「お庭・外構」のご相談です! 最後まで家づくりを楽しんで頂けたら幸いです。 「北名古屋の家」の紹介ページ keishir……

土壁の技術を伝え残したい!

『伊那の家』の土壁を塗ってもらう予定の若い左官屋さんが、愛知の『押沢台の家Ⅱ』の現場に今日と明日の二日間で体験留学に来てくれた。 昔は “仕事は教わるものでなく、見て盗むもの!” と言って、なかなか教えてはもらえなかった様だが、今はそんなこと言わず、技術継承のために教え合う時代。 これで信州でも、また土壁の文化が再開していくと良いなあと思う。 akihito ……

大学生のインターン

夏休みを利用して、富山大学3年の学生さんがインターンシップに来てくれました。 丹羽アトリエのホームページを見て、一つ一つの家に詰まった住まい手の思いが施工紹介からよく伝わったこと。また、実際の暮らし方の紹介に惹かれ興味を持ったのでインターンに応募してくれたとのことでした。 私が “特に伝えたい!” と思っているところをギュッと掴んでくれていて感心し、即OK !   初日は、まず……

高校生のインターン

高校2年生の女子がこの夏休みを利用してインターンシップに来てくれました。  “建築士になりたい” と言うので、大歓迎で受け入れました。 この人材不足の時代に建築士になりたいだなんて、とても嬉しいことです。 日本語の他に英語とポルトガル語が堪能で、さらに絵を描くことも得意だとのこと。きっと、その “得意” が設計の仕事でも活かせるんじゃないでしょうか。 まず初めに、設計事務……

新しい家づくりがはじまっています!

この秋に着工する予定の「瀬戸の家Ⅱ」の紹介ページを作成しました。 木組み・土壁の家で、住まい手のオリジナリティ溢れる計画になっています。 これまで住まい手ご家族と膝を突き合わせて計画してきたことが、職人の手仕事によって実現していく過程は何よりも愉しい時間です。 一生に一度の家づくりですから、ご一緒に愉しんでいきましょう!! 《 ↑瀬戸の家Ⅱの紹介ペ……

90分の初講義

大学の講義でお話をさせて頂くのは、実は初めてです。 愛知産業大学建築学科の『環境デザイン』の授業。 我々が学生だった頃には無かった科目です。   事務所設立以来、この30年の家づくりで、 学んできたこと、考えてきたこと、取り組んできたことを下敷きにしてお話ししました。   しかし、こういった機会が頂けることはありがたいですね。 自……

間もなく完成です!

『いなべの家』は床の養生シートも外されて、 「現場」が一転して、いよいよ “住まい” らしくなってきました。あとは薪ストーブとペンダント、ダイニングテーブルなどが入れば完成です。 これは基本設計時に描いたスケッチですが、さて、この絵のようにイメージしていた通りの家になるでしょうか。 4月27日(土)、28日(日)に完成見学会を開催させていただきます。 イメ……

デッキでマッタリ

「いなべの家」工事も終盤となって、大工さんもほっと一息。住まい手と日置大工、高橋監督とデッキでマッタリと談笑。 このデッキでは ”休日の朝の、ゆっくりめの朝食””お花見をしながらバーベキュー””ゆっくり読書””夜、ぼんやりとランプを灯して水割り” そして雨の日は “物干し” 心地の良い外空間を体験しに来ませんか? 4月27日(土)、28日(日)に完成見学会を開きます。是非……

伐採ツアー!!

”せっかくの家づくりなのですから、   この機会にしか体験できないことをやってみよう! 楽しもう!” というのが丹羽アトリエの家づくり。 ということで、二組のご家族と一緒に八百津の山へ伐採に行ってきました。 「さあ、好きなのを選んでください!」   って突然言われても困りますよねっ!? でも、特に難しいことではないんです。 太さと、それから真っ直……

もうすぐ上棟!!

昨年末から着工している「北名古屋の家」が3月10日にいよいよ上棟を迎えます◎   この家の造り手は工務店の江口材木店と大工の日置建築です。 上棟に向けて約2ヶ月半、手刻みでコツコツと加工を進めて頂いてきました。   今回は住まい手のMさんご家族とそのご両親と共に加工場へ行って、大工仕事の奥深さに触れさせてもらいました!!   私たちや造り手は何度も家づくりに立ち会っているので見慣れた……

木組みベッドを開発!

丹羽アトリエの住まいづくりで大切にしていることをベッドに詰め込みました!! 名付けて“木組みベッド” そのままですね(笑) 開発のきっかけは住まい手からのご要望なのですが、 実はかねてより・・・ 天然乾燥された国産杉を使ったベッドがあったらいいのに! 住まい手自身がベッドを半分DIYで作れないか!? 造ること、組み立てることも愉しめる家具があってもいいんじゃないか!! 構法の確……

収納家具の打合せ

今年の春に完成予定の「いなべの家」の住まい手Fさんと収納家具の製作前打合せをさせて頂きました! 私たちの家づくりでは設計段階から収納計画をじっくりと相談させて頂き、それに合わせた造り付け家具を製作いたします。 ただ工事が始まって、暮らしのイメージが出来てくると“やっぱりこうしたい!”というご要望も出てきますので、やはりこのタイミングでの打合せは大切ですね! 住まい手・造り手(家……

墨付け加工が始まってます!

2024年、今年も良い家づくりに邁進致します! 江口材木店さんの加工場では、年明けから「北名古屋の家」の墨付け加工が始っています。 つくり手は、現場監督に江口さん。そして大工は日置さんと日比野くん。 この三人とはもう長いお付き合い。何軒も建ててもらってます。 墨付けが少し進んだこのタイミングで一度打ち合わせをします。 それは、それぞれのポジションからこそ気が……

2024年、ぜひ良い年にしましょう!

2023年も残りあとわずかとなりました。 私たちの思い描く “家づくり” は「住まい手」と「つくり手」、 そして私たち「設計者」が直接顔を合わせ、会話をし、心を通じ合わせてこそのもの。 パンデミックもやっと終息し、元のように人と人の交流に自由が戻ってきて本当に良かった! 暮れには恒例の『薪割り会』と『忘年会』を開くことができました。 『薪割り会』の会場は『牛山の家』……

現場見学会

『東浦の家 Ⅱ』を舞台に、大工さんの作業場見学から始まった現場見学会。 今回は、荒壁も乾いて、大工さんが床板や壁板、造り付けの棚などをつくり込んでいる段階の現場を見学していただきました。 見学していただくポイントは、「外壁の焼杉板が風雨から建物を守るためには、どんな納まり上の工夫がされているのか」、「一枚ずつ表情が微妙に違う個性のある杉の壁板を、見栄えよく貼る大工さんの心遣いとは」な……

サステナブル住宅の推進と補助金

地球温暖化対策が建設部門にも求められる今、国は省CO2を実現する建築を推進するための取り組みをしています。 国土交通省では、「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」や「サステナブル建築物等先導事業(気候風土型)」などの補助金制度によって、サステナブルな住宅の新築や改修プロジェクトの事例を募集し、先導的事例として収集をしています。 今回は、この補助金制度について紹介をしていき……

今注目のサステナブル住宅!実は木の家そのものだった

こんにちは、住宅設計を手掛けている建築士の丹羽です。 近年、環境に優しい「サステナブル住宅」が多くの関心を集めつつありますが、皆さんはご存知でしょうか。持続可能な社会の実現が言われる今、どんな家をどのようにつくるのか。そして、その家ではどんな暮らし方ができるのかを、一度考えてみましょう。 ここでは、自然素材のこと、エネルギーを使い過ぎない家、大切に永く暮らす、といった視点で「サステナ……

戸塚の家 刻み見学会

横浜市戸塚区で建築する「戸塚の家」の刻み見学会を開催しました! 刻み見学会!? 刻みってなに!? と、思われる方も多いのではないでしょうか? 簡単に説明しますと・・ 刻みとは、木造建築物の構造を加工することを指し、特に大工が手作業で行うことを「手刻み」と呼びます。 一方、一般的にはその工程を工場でオペレーターが操作して機械的に加工する「プレカット」が主……

「木組みの家」の魅力!その特徴とは!

こんにちは、住宅設計を手掛けている建築士の丹羽です。家選びは一生に一度の一大事業。一口に「木造住宅」と言っても、そのデザインも工法も様々。まず何から考えていったら良いのか悩んでしまいますよね。 そこで今回は、木造の工法にはどんな種類があるのかをお話しいたします。そしてその中でも、特に丹羽明人アトリエが採用している伝統工法の「木組み」の特徴と魅力についてお伝えしたいと思います。ぜひ参考にして……