牛立の家
バリアフリーを考える
- [所在地] 愛知県名古屋市
- [工事種別] 新築
- [構造・規模] 木造 平屋建て
- [家族構成] 母+夫婦
名古屋市中川区に建つ、約26坪のバリアフリーハウスです。
住まい手はご夫婦とご高齢のお母様の三人です。
半身が少し不自由になられたご主人とご高齢のお母様が、安心して楽しく暮らせるように、
と、細部までじっくりとご相談しながら設計を進めました。
一般にバリアフリー住宅というと家中の至る部分が広く、まるで病院のような雰囲気になり勝ちです。
大通りのような廊下だったり、車イスが楽に取回しできるのだけれど、でも広すぎて落ち着かない便所。大きくて間延びして不格好な扉だったり・・・。
確かにある程度の寸法のゆとりは必要ですが、しかし、家らしい佇まいにしたいものです。
そこで今回の設計では、各部分部分の必要充分な寸法を考え直すことで、できるだけ無駄を省くことも念頭において設計を進めることに致しました。
また、そのことによって、家をコンパクトにすることができるので、幾らかのコストダウンにもつながります。
さりげなく、落ち着いた雰囲気の平屋の家ができました。