
深廻間の家
大屋根に包まれた家 II
- [所在地] 愛知県大府市
- [工事種別] 新築
- [構造・規模] 木造 2階建て
- [家族構成] 夫婦+子供1人
- [竣工日] 2008年7月

この家は大府市長草町の住宅地に建つ、木組み土壁の家です。
                            一階の間取りはリビングダイニング、カウンターキッチンと食品室。畳の間、家族全員が使うウオークインクローゼット。そして水回りです。
                            二階には、斜め天井の吹き抜けに面してギャラリー、主寝室、将来は二室にも区画できる子供室、そして小屋裏収納です。
                        
                            気積が大きい空間の暖房設備は、やはり輻射式に限ります。
                            薪ストーブをはじめ、安価が魅力でよく採用するポット型の石油ストーブ。また、床暖房も快適な輻射式暖房の一つです。
                            そこで今回は、深夜電力を利用する『蓄熱暖房機』を設置することになりました。
                            思ったほどスペースを必要とせず、また、薪ストーブなどのように廻りへの熱の心配もほとんどありません。それに煙突を立ち上げる位置に頭を悩ますこともなく、比較的設計上の制約が少ないことが魅力でもあります。
                        
                            東西にゆったりと伸びた緩やかな傾斜屋根が、この家の外観の特徴です。
                            また家の中からも、この大きな屋根に包まれるような安心感が感じられます。
                        
やがて人数も増え、益々にぎやかになって行くであろうTさんご家族の生活を、この大きな屋根がいつまでもすっぽりと暖かく包み込んでくれることでしょう。
 
                            居間・食堂
キッチンカウンターは、タイル貼り、階段右上がギャラリー。
 
                            外観
 
                            玄関
 
                            畳の間
 
                            居間、畳の間
 
                            台所
 
                            食品室、物置
 
                            クローゼット
 
                            脱衣室
 
                            浴室
 
                            便所
 
                            ギャラリー
 
                            子供室
スケッチ&模型
 
                            模型
プラン
 
                            1階 平面図
 
                             
             
             
         
             
             
             
             
        