つづはらの家
太陽熱を活かした床暖房の家
- [所在地] 岐阜県多治見市
- [工事種別] 新築
- [構造・規模] 木造 2階建て
- [家族構成] 父+夫婦+子供2人
- [竣工日] 2001年8月
これはこじんまりとした山あいの集落に建てた木の家です。
住まい手は40才前後のご夫婦と小・中学生の子供さんの計4人家族で、ご両親が住む母屋に隣接して建て、二軒を渡り廊下でつないでいます。
もちろん、杉や桧と土や漆喰などの自然素材で造り、そして 空気集熱式ソーラーシステム(OMソーラー)
を入れました。これは山に囲まれた土地柄から、特に冬の朝夕が冷え込むことと、東側の裏山の立ち木の陰で午前の日当たりが十分に望めないため、家で一番高い屋根面に受ける太陽の温もりを取り入れて、家の中に導こうという考えからです。
今回、この計画によりやむを得ず12坪ほどの物置きを取り壊すことになりました。まだ新しい木造の建物で、やはり解体して捨ててしまうのはとても惜しく、このホームページで呼び掛けたところ、幸いにも引き取って下さる方が現れました。これで休日を過ごす山小屋を造られるとのことでした。ゴミにならずに再利用していただけてとても良かったと思います。どうもありがとうございました。