コンパクトでキュッと過ごす
いちご島の家
- [竣工日] 2019年8月
- [坪数] 25坪
- [工事種別] 新築
- [家族構成] 夫婦+子供2人
- [構造・規模] 木造 2階建て
- [所在地] 神奈川県海老名市
この家は神奈川県海老名市に建つ、延べ25坪の木組み土壁の小さな家です。
住まい手はご夫婦と二人のお子さんの四人家族。ご主人の袋田琢巳さんは大工さん。『職人がつくる木の家ネット』のメンバーで、日本の木を活かし、職人の手の技を大切にしながら、真摯に家づくりに取り組む仲間の一人です。
丹羽アトリエの家づくりは、住まい手とつくり手、そして山とも繋がり、色々な体験を通して学び、楽しみながら進める家づくりです。
“ 自分もそんな家づくりを神奈川で広めていきたい ”
“ まずは自宅を建てて、『土壁』と『手刻みの木組み』の家の魅力を多くの人に見て体感してもらいたい ” と、袋田さんは話します。
プランはコンパクトながらもフルスペック。一階は薪ストーブが有るリビングを中心に、ダイニングとキッチン、食品室、皆で使うファミリークローゼット、そして水回り。吹抜けを介して2階には二つの子供室と主寝室、そして納戸が有ります。
家の快適度は、必ずしも延べ面積の大小に比例するものでは有りません。それは、立体的な空間の大きさにも影響されますし、部屋と部屋の繋がり感だったり、導線の良さだったり、あるいは収納の充実度にも大きく左右されます。いや、広い家ではなく、むしろ狭めな空間の方が落ち着く、と言う方も有りますね。
“ 家族がキュッと一緒に過ごしている感じが好きなんです! ” と話す袋田さんの暮らしのイメージに共感できる方って、結構多いのではないでしょうか。

外観
大屋根で家をスッポリと包み込んだ外観。

玄関ポーチ
外壁は焼き杉板、玄関戸は杉柾板です。

玄関

リビング
キッチン、ダイニング、主寝室、子供室すべてが吹抜けのリビングに隣接することで家族の気配が伝わる家となります。

リビング

ダイニング
天井高を低めにすることで落ち着いた雰囲気の空間に。

ダイニングキッチン

キッチン
使い易い工夫がいっぱいのオリジナルキッチンです。

キッチン

キッチンからダイニングを見る
ダイニングとキッチンの動線が短いので作業性が抜群です。

キッチンから食品室を見る

食品室
奥行きの浅い棚と深い棚、扉で蓋が出来る部分もつくりました。

廊下
本やDVDなどのディスプレイを兼ねた壁収納。

主寝室

子供室

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼット
一角にアイロンやミシン掛けなどが出来る作業スペースを設けました。

トイレ

浴室
壁は桧の板です。カビ対策の為に対角線の位置に窓を設けて換気を良くしました。

プラン

模型

スケッチ

1階 間取り図

2階 間取り図
VOICE
お客様の声
いちご島の住まい手