4月のはじめ、
丹羽アトリエの新年度は、『極楽の家』の建前というおめでたい日にスタートしました。
朝8時。
住まい手のFさんも楽しみにしていた「建前」の一日が始まりました。
棟梁と一緒に、建物の四隅と中心をお清めしていただき、作業開始です。
まずは、1階の柱を建てていきます。
その数、100本!
12センチ角の柱がリズムよく並ぶ様子は、何度見てもワクワクします。
足場の上から見下ろすアングルがオススメ◎
八百津の山で住まい手と一緒に選んだ2本の丸太柱も
山で育ったときと同じ距離感で、仲良く建ち上がりました。
(丸太の伐採の様子はコチラ→(『極楽の家』大黒柱を伐採!)
柱の上下には、このように「ホゾ」と呼ぶ突起が伸びていて、
これを梁(はり:横方向の構造材)に開けたホゾ穴に差し込む事で、全体を立体パスルの様に組み上げていきます。
大工さんがカケヤをふるい、柱と梁がピッタリくっつく様子は、
「木組み」の建前ならではの、見ていて気持ちがいい瞬間です。
『極楽の家』の梁は最長で、なんと11メートル!
1本の木に見えますが、「金輪継ぎ」という技術で2本の木をつないでいます。
住まい手のFさん。
クサビを打込み、2本の木をしっかりつなぎ合わせる大役を見事にやり遂げました!
大工技術を体験する事で、
改めて大工さんの精度の高い丁寧な加工に驚かれていました。
順調に棟上げも終え、
2日間かけて家の骨組みができあがりました。
構造見学会に参加頂いた皆様にも、「木と土の家」の骨組みが組み上がる様子をご覧頂くことで、
骨太の構造材でつくる家の安心感を感じて頂けたのではないでしょうか。
Fさん、上棟おめでとうございます!
天気にも恵まれ、気持ちの良い建前になりましたね◎
棟梁、大工の皆さん、ご苦労様です!
「木と土の家」の心地良さを、家の骨組みが組み上がる段階からも感じて頂きたく、
4月21日(土)、22日(日)に、名古屋市瑞穂区でも構造見学会を開催します◎
「木の家」に興味をお持ちの方は、是非見学にお越し下さい。
詳しくはコチラ→(『瑞穂の家』構造見学会のご案内)
yoshiyuki