「西国三十三所観音巡礼」は伝統建築巡りの旅でもあります。
由緒あるお寺を一つずつ巡ろうと、
去年の6月から家内と始めました。
このゴールデンウイークに訪れたのは奈良県にある第八番札所の「長谷寺」。
平安時代に造られた登廊(重要文化財)は全長が百八間といいますから
約200メートルほどでしょうか。
399段の石段を登ると、国宝の本堂にたどり着きます。
堂内には高さ約8.6メートルもの木彫りの巨大な十一面観音像が安置されています。
撮影禁止ですのでご覧に入れられませんが、
そのお姿の見事さは圧巻・・・!!
その美しさもさることながら、
どうやってこの断崖に建立したのかと、
先人達の力量の凄まじさに感嘆するばかりでした。
新緑がまぶしいく、
折しもボタンやツツジ、フジの花がきれい咲く、
幸せ感に満ちた、
ありがたい一日を過ごさせて頂きました。
是非一度、訪れてみてはいかがですか・・・!