丹羽アトリエの家づくりでは、
木の良さを活かす為に大工さんの手仕事にこだわっています。
その中の1つが「手刻み」!。
家の骨組みの加工を、木の表情やクセを見ながら、
大工さんが1本1本、手で加工していきます。
そして、金物を使わずに木と木を組んで造る「木組み」という構法で造っています。
一生に一度の家づくりですから、
是非、楽しくて思い出に残るようなものになると良いなと思って、
植樹体験や、屋根の釘打ち体験、土壁の塗り体験、床のオイル塗りなど、
出来る事に参加したり体験してもらっているんですが、
大工さんの手仕事の見学も外せません!
今回はその「手刻み」真っ最中の加工場へ、住まい手と一緒に行ってきました。
さてさて「みよしの家」刻み場見学ですが、注目の材料がこちら。
新しい家に合うように、加工し直した丸太梁。
「みよしの家」は築69年の家を解体し新しく造る、建替えです。
小屋裏に使われていた松丸太を、少し手を加えて新しい家に再び使います。
以前の小屋裏空間。
解体中の丸太梁。
今までは普段見る事の無い小屋裏で、屋根をずっと支えてきてくれた丸太ですが、
新しい家では玄関、リビング・畳の間と吹抜けになっていて常に見える所で家を支えてくれます。
新しい木と、第二の役割をスタートする木とのコラボ、楽しみです!!
他にも、丸太梁の切った残りを何かに使えないか...
サクラの大黒柱を埋め木して使えないか...と、
色々と思案中ですので、どうなるかお楽しみに♪
新しい家で大黒柱となる、ケヤキの7寸(21cm)角×5mの柱。
木目がきれいで、木柄がとっても良い木でした。すごく重たい!!
金物を使わずに木を組む、継手の1つ「金輪継ぎ」。
最後にお日柄の良い日を見ながら、建前の日をいつにするか相談。
すでにHPのお知らせに載っていますが、建前の日に「構造見学会」を開催します!!
日にちが確定次第お知らせを更新しますので、HPやFacebookをチェックしていてくださいね。
申し込みを、お待ちしております。〈「構造見学会」のお知らせはこちら。〉
haruna