『大針の家 Ⅱ』刻みの見学へ

『大針の家Ⅱ』
 
地鎮祭も終え、上棟に向けて家づくりが進んでいます。
 
およそ10ヶ月に渡り、ゆっくり進む家づくり。
 
住まい手のSさんから
 
「長くかかるのは、それだけじっくり丁寧に作っているから」
 
こんな嬉しい言葉を頂きました◎
 
 
上棟の日の活気だった姿が印象的な大工さん。
 
そんな大工さんの手仕事の様子が見れるのが、丹羽アトリエではお決まりの「刻みの見学」です。
 
 
『大針の家Ⅱ』の住まい手と一緒に、岐阜の大工さんの加工場へ!
 

 
加工中の木材や、継手などの加工を終えた沢山の木材が広がっていました。
 
“ 金輪継ぎ ” や “ 車知栓継ぎ ”など・・・
 
木と木を組む “ 木組みの家 ” の大工技術を、
さっと現れた気の利いたテキストと見比べながらのプチ勉強会です^^
 

 
さて、そこで話題にあがったのが、箱の中にぎっしり詰まった木のクサビ、込み栓です。
 

 
その数、およそ400本!
 
柱と土台や梁、梁と梁、木と木の接点にその場に相応しいクサビが打ち込まれます。
 
住まい手の奥さんは以前からこのクサビのある部分に感心していたようです・・
 
この “ 込み栓 ” のお尻をご覧下さい。
 

 
角が面取りしてあるのがわかりますか?
 
実はこのお尻の部分は完成してからも見え、面がとってあると綺麗に見える◎
 
15mm角のクサビ一本にも気を配った丁寧な家づくり。それが職人と作る木の家づくりなんです^^
 
 
他にも “ 板図 ” や “ 間竿 ” 、“ スミ壷 ” のことなど一通りお話しました。
 
Tくんも、墨付けを体験したり、梁に記念のサインをしたり◎
 
綺麗な木の色のおがくずを貰えたのが一番嬉しそうだったかな(笑
 
(クワガタを増やすのも程々にね^^)
 

 
そんなこんなで、楽しい一日になったんじゃないかな!と思います。
 
 
yoshiyuki

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