アトリエスタッフの春奈です。
大工として10月に建前をした『わたり縁』の工事が終わりました。
(建前の様子はこちら『わたり縁』)
この『わたり縁』の話しを頂いてお伺いした時はこんな感じでした。
<工事前>
そして完成後にはこんな感じに。すっきりしました。
<工事後>
母屋と離れをただデッキでつなぐだけではなく、
住まい手の暮らし方に合わせ、使い勝手が良く、
もちろん見た目も良い様に、高さや今建っている建物との関係など、
細かい所まで考えてあります。
左側にある大きな庭石。
母屋を建替える前からこの土地にあり、ずっと家族を見守ってきたものなんです。
お婆様の残したいという想いから、庭石を囲むようにデッキを造ってあります。
庭石が、作業するにはちょっとお邪魔な時もありましたが、残して良かったです。
工事前と比べると庭石がすごく活き活きして見えませんか?
『わたり縁』ができて、今まで母屋と離れとの行き来は、
わざわざ靴をはいて行かなければならなかったのが、
部屋からそのまま雨も気にせず行き来できるようになりました。
お孫さん達は、行き来する事が楽しいみたいで用もないのに離れに遊びに来るそうです。
お婆様は落ち着かないと言っていましたが(笑)嬉しい悩みですよね。
問題になっていた洗濯物の干場もスペース十分です。
ここで、丹羽アトリエのオリジナルアイテムに新しいメンバーが加わりました。
今まで、竿受け金物はステンレスで製作する事が多かったのですが、
背の高い旦那さんには金物だと危ないので、
何か柔らかい物で良い物はないだろうかと考え...
こうなりました◎
皮なので、頭が当たってしまった場合でも怪我をするような事はありません。
付けてみて思ったのが、木の色となじんで違和感が無くとっても良い感じなんです。
そして、木の経年変化と同じように、この竿受けも飴色になるのかな〜と楽しみでもあります。
ちなみに、気づきましたか? 竿が「竹」なんです。
これもまた、木となじみますよね〜。
伸縮はしませんが、軽くて丈夫、そして安い。
最近、丹羽アトリエでは定番になりつつあります。
これから『わたり縁』で、あったかい日には座ってお話ししたり、バーベキューしたり、
子供達の遊び場になったりと、暮らしの中に楽しい場面が増えそうです♪
haruna
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