大工の手作業でつくる
「木組み」の家
大工の伝統技術は“丈夫で長寿命な家をつくりたい”との思いによって培われてきたのものなのです。
古民家のように力強く組まれた骨組み
古い民家のように、太い柱や梁がしっかりと組まれた骨組みには、“力強さ” と “美しさ” がありますね。
骨組を壁や天井の中に隠さず見えるように(真壁造り)つくることで、その魅力を楽しめるだけでなく、実は家の寿命を永く保つことにも繋がるのです。
柱や梁は室内空間に露出していることで、湿気を吸ったり吐いたりする性質(木の呼吸)を妨げられることなく、いつまでも健全に保たれます。
また、万一の雨漏りなどがあったとしても、すぐに発見できますし、修繕も容易であることから、メンテナンス性がとても良い建物と言うことが出来ます。

地震国で培われた「木組み」
木と木を一体的に組んでつくる「木組み」は木の粘り強さを十分に活かす構法です。
地震国で培われた日本の大工技術、ぜひ採用したい構法です。

町場の大工技術です!
金物を使わずに、木を組んでつくると聞くと、どこかの名人大工でないと出来ないと思ってしまいませんか?
いや、実はそうではないのですよ。
「木組み」の技術は、町場の大工の間で永く受け継がれてきたもので、決して特別なものではありませんし、その技術を持つ大工は今でも沢山います。
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親方:日置君治 + 弟子:日置宗典 -
親方:杉江幹治 + 弟子:一原啓志 -
親方:日置浩二 + 弟子:日比野大樹
木と木をつなぐ加工あれこれ
「杉や桧のしなやかさ」「大きな力をめり込んで受けとめる」「硬い広葉樹のクサビ」木と木をつなぐ加工には、こうした木の性質を絶妙に活かす工夫があるのです。
代表的なものをいくつか紹介します。
木組みの建前を撮った動画。いろんな継ぎ手や仕口で組まれていく様子を見てみてください。