NIWA AKIHITO
Atelier

FEATURE

プランと実際の暮らし方

私たちはご家族が思い描く暮らしのイメージを元にプランを考えていきますが、
実際の暮らしはどのように展開しているのでしょうか。
そこで丹羽自らお宅を訪問。
その後の暮らしぶりを観察しながら、テーマごとにプランを解説してみます。

2024.09.18
第15回
二階の窓から布団が干せるといいな!

今回の訪問先
上小口の家

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この家は10m×9mの限られたスペースに建てられた、延べ面積21坪のコンパクトハウスです。
でも、たとえコンパクトでも“家としての機能は削らない!”が私の信条。
外部にはサービスヤードや外物置に屋根付き物干しスペース。そしてバーベキューを楽しむデッキ。室内にはパントリーやウオークインクローゼット、書斎コーナーなどを盛り込むプランニングの『技』に加え、さらに暮らしを楽しく、便利にする工夫をしていますので紹介します。

上手く布団が干せる手摺り!

二階に主寝室と子供室がある上小口の家。
この家の住まい手ご夫婦と間取りの相談をしていた時に直面した課題が“布団干し”です。
畳の寝室なので布団は外で干したいのだけれど、家族全員分の布団を2階→1階→外の往復をするのは大変・・。かと言ってベランダは作りたくない・・。

さて、どうしようか!?

“二階の窓から布団が干せると良いなぁ”という声にお答えして、こんな手摺りを考えました。

ポイントは腰板をスノコ状に目透かし貼りにすることと少し斜めにすること。そして底が抜けていること。
こうすることで折り畳んだ布団の間に空間ができて風が通り抜けることで、布団に溜まった湿気をカラッと飛ばすことができます。
さらに、底が抜けていることで長いものでも干すことができるのです。

よし!奥様も簡単に干すことができていますね!
手すりの高さと窓の高さを少し低めにして正解でした。

目透かし貼りになっていますので、普段は通りからの視線を遮ることにも役立ちます。

プランと実際の暮らし方

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