NIWA AKIHITO
Atelier

FEATURE

プランと実際の暮らし方

私たちはご家族が思い描く暮らしのイメージを元にプランを考えていきますが、
実際の暮らしはどのように展開しているのでしょうか。
そこで丹羽自らお宅を訪問。
その後の暮らしぶりを観察しながら、テーマごとにプランを解説してみます。

2022.06.09
第11回
終の棲家の寝室は夫婦別室もいいですね!

今回の訪問先
小幡の家

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この家はシニア世代のご夫婦の住まいです。
ご主人は野菜づくりを楽しみ、それをお料理がお好きな奥様が美味しいご馳走に。
コーヒーを飲みながらおしゃべりしたり、読書やお菓子づくりなどで、お二人それぞれの時間を楽しむ。
そんな、何気ない普段の暮らしの中の一つ一つを気ままに楽しむ終の棲家です。

ご夫婦の一日は、お食事や午後のティータイムなどの一緒に過ごす時間と、畑をしたり本を読んだり、それぞれ別々に過ごす時間もあります。
夏の朝、ちょっと早起きして、涼しいうちに畑の草取りをするとか、途中で止まらなくなって、つい夜中まで本を読みふけってしまったり・・・。
一緒に暮らしていても、二人の生活のリズムは多少違ったりします。
そんな時でもお互いが気兼ねなく、それぞれのリズムで過ごせることも大事なことですね。
そのためには、それぞれのお部屋を別々にもつのも良いのではないかと思います。

お料理がお好きな奥様の部屋はダイニングキッチンの近くに。

真ん中に居間を挟んで・・・

調べ物をしたり書き物をされるご主人の部屋には書斎コーナーが。
ベット空間とは造り付けの本棚で仕切りました。
掃き出し窓の先には、畑仕事の時にちょっと腰掛けられるデッキがあります。

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